オリッサ原住民族について学ぶなら無料の「Tribal Museum」へ行こう!|オリッサ州ブバネーシュワル

多民族国家インドの中のオリッサ州

インドには、数百もの原住民族が暮らしていて、Ministry of Tribal Affairsという管轄省庁すらあります。
原住民族のどれもが少数民族なわけではなく、BHIL族やGOND族だとなんと1000万人を超えです!

インド東海岸にあるオリッサ州には、62の原住民族が生活しています。
2011年の調査によると、オリッサ州で原住民族(Adivasi、Scheduled Tribe)の占める割合は 22.8%。インド全体では8.6%なので、だいぶ多いのがわかると思います。

彼らは、人里離れた場所に住んでいることもあれば、アクセスが比較的かんたんな土地に住んでいることもあります。政府が、立ち入りや撮影などを制限している場合もあれば、制限はされていなくても自ら伝統文化を保って暮らしている村もあります。

インド号がオリッサに到着すると、少し前に突然、撮影や入場の許可がゆるやかになったそう!!みなさんも、少数民族に会いに行くなら今が大チャンスです^^

でも、遠い村まで行かなくても、彼らのことを知れる貴重なスポットが、州都ブバネーシュワルにあります。

無料のTribal Museum(原住民族博物館)

ブバネーシュワルのトライブミュージアムの入り口

その貴重なスポットは、Tribal Museum(トライバルミュージアム、原住民族博物館、Museum of Tribal Arts & Artifacts)です。

独自の衣装、アクセサリー、生活用品、工芸品、写真、楽器、狩猟用具、武器などが豊富に展示され、敷地内には家の模型や祠などもあります。

入場無料。名前を書くだけでOK

ゲートをくぐるとすぐ右手にある受付で名前を書いて入ります。
お庭がとてもきれいに整備されています。
「フードコートはこちら」の看板にひかれて、「各部族のごはんがいただけるのかも?!」と胸が高鳴り覗きに行ってみたら、こちらは普通の食堂でした。

館内では、ところどころで手仕事の実演もやっていたり、映像の部屋などもあります。
館内にはところどころスタッフがいて、空いていたからか、いつでも質問が受けられるように近くに待機してくれていました。

館内の撮影は禁止されているので、入館時すべての荷物をロッカーに預け入れます。

一点残念だったのが、ナフタリン臭が強めでした。展示物の保存のために使用しているのでしょうか?クーラーがしっかりきいている密閉された空間なので、匂いからは逃げられませんでした。マスクや布で対処しました。

資料を手に入れよう

敷地内に研究機関があって、そちらで民族ハンドブックを発行しています。
62部族中、調査を終えて本になっているのは30数部族なのだとか。

少数民族の研究機関発行のハンドブック

 

博物館と村、どちらに先に行く?

インド号は、村→博物館の順番で訪れました。
実際に訪れた村と似たような産業や文化を持つ部族がいることや、わからなかったモノの名前や用途がわかったり、まだまだ出会っていない人々の多さにワクワクしました。

一方、博物館→村という順番にすると、興味のある部族を見つけてから向かうことができるので、時間を効率的に使ったり、より深く知るチャンスが増えるでしょう。

村には、政府の調査の跡が随所に見られました。壁に記録することが多いようです。笑

アクセスには注意しましょう

ホテルのフロントでトライバルミュージアムの行き方などをタクシー運転手と確認インド号は、ホテルでタクシーを手配しました。フロントスタッフに、最終地点である空港までのルートを説明。
ドライバーには、Tribal Museumについて現地のオリヤ語で説明してもらい、「了解」を確認してから出発!

ですが…到着したのはOdisha State Museum(オリッサ州立博物館)!!!
説明しても、ここだと言います。いえいえ伝えていた住所も違うし、名称も違うし…。

どうやらTribal Museumは、観光客も現地の人すらもあまり行かない場所のようで、博物館=州立博物館であると、勝手に置き換えてしまったのが現実みたいです。

でも、限られた時間でゴチャゴチャ考えてる暇があったら、どうにかして行った方がいいです。
博物館の前にいた人たちに、Tribal Museumに行く方法を聞くと、存在を知っている人すらいませんでした。

さて、見知らぬ土地で、ネットも使えない状態。
携帯には、一部だけ表示された地図。これを頼りに「ここ右」「まっすぐ」と2人のカンを頼りに向かわせます。
多分近くまで来ている、そう予感した時、渋滞で隣にいたバイクのおじさんに尋ねてみたら、知っていて場所をドライバーに伝えてくれました!唯一知っている人に会えました。

こんな苦労をしてしまわないために、目的地は「Tribal Museum」ではなくお隣にある「Priyadarsini market」と指定すると良いようです。

博物館詳細

名称 Tribal Museum
住所 Directorate of Sch. Castes & Sch. Tribes Research and Training Institute,
CRPF Square, Unit VIII, Nayapalli, Bhubaneswar 7510003
電話 2563649
メール scstrti@yahoo.co.in
時間 10:00~17:00
定休日 月曜日、オリッサ州の休日に準ず
交通手段・地図 Priyadarsini marketのそば。

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