巡礼時期は砂糖の相場が上がる「シェブリマラ・アイアッパン寺院」

ケララ州の有名な巡礼地

マラヤラム暦のカレンダー

マラヤラム暦のカレンダー

シェブリマラ Sabarimalaは、ケララ州にある有名な巡礼地で、毎年巡礼の時期になると、ケララの新聞やTVニュースを賑わします。

アイアッパン Ayyappaという神様が祀られているヒンドゥー寺院で、虎などの野生動物が住む山の上にあります。徒歩で険しい山道を通る人々の中には、途中で命を落とす人もいるそう。

Makaravilakkuの日(2016年は、1月15日。マラヤラム暦により毎年変動)には、ケララ州内だけでなく国外からも巡礼に訪れます。

年間約3000万人も訪れるというからスゴイです。

41日間浄化してから向かいます

飛行機で隣の席になった子供もアイアッパン好き

飛行機で隣の席になった子供もアイアッパン好き

カラリパヤットゥのグルカルの親戚は、シェブリマラへ向かう前の41日間、ベジタリアン生活を送っていました。
お祈りの時間を増やし、周りも彼が巡礼に行くことを誇りに思っていて、食べ物や飲み物を用意すると、一番最初に供します。行けない人々が、自分たちの分も行ってもらうからサポートしたいという感じでした。

でも外国で働くケララ人に聞くと、1ヶ月も時間を取るのが難しいので、準備せずに向かう人も多いと聞きました。

 

砂糖相場にも影響

シェブリマラのブラックパヤッサム

シェブリマラ・アイアッパン寺院のブラックパヤッサム

インドのお寺では、お参りするといただく(もしくは購入する)プラサーダというお下がりがあり、お参りした人が、できなかった人々や家族に持ち帰りおすそ分けするのが定例です。
シェブリマラならではプラサーダは、通常は白いお米をミルクで煮込んだパヤッサムの、黒バージョン。

この時期になると、シェブリマラのパヤッサム作りに使う砂糖の需要が増え、市場に出回るお砂糖が少なくなり、相場が上がってしまうほど!

ブラックパヤッサムのレシピ→What is the original recipe of sabarimala aravana payasam? – Quora

黒い腰布

シェブリマラに向かう人は見分けるのが簡単です。
ほとんどの人が黒を身に着けているのです。一部は青の人もいます。
基本的に、男性は黒のムンドゥー(腰布)。女性は黒のサリー、子供は黒のワンピースなどで、とても目立ちます。

マレーシアでコーチン行きの飛行機に乗ろうとしたら、シェブリマラルックの人々と乗り合わせました。おかげで、自分の乗りたい飛行機がどれか一目瞭然でした。

マレーシアから、シェブリマラ巡礼に向かう人々

マレーシアから、シェブリマラ巡礼に向かう人々

以前は、徒歩で山の上にあるシェブリマラへ向かっていたそうですが、現在は飾りつけた車などで向かう人も増えました。

ムタパンのパラシニカダブに立ち寄るシェブリマラへの巡礼者
黒いムンドゥーを身につけた人々が、まだまだ遠いカヌールの道をひたすら歩いていたり、カヌールのさまざまな寺院で参拝している姿を見かけます。
他のお寺に寄りながら、向かうのだそうです。

10〜50歳の女性不可

10〜50歳の女性(生理がある年齢)はお参りすることができません。

シェブリマラ以外のアイアッパン寺院には女性もお参りできます。
そのため今年も「なぜここだけ女性の年齢制限があるのか?」「古い伝統を変えては?」という議論が行われましたが、これまでの伝統を守るように指導されたそう。

いろんな意味で話題になります。

2016年の模様を動画で見る

インド号の最新情報

インド旅本 第二弾!「INDIA is #2 "positioning"」販売中ストアで見る≫
+