インドでジャングルウォーク!椰子酒飲み比べ・薬草食べ比べ|オリッサ州デンカナル

野生動物と人間、両方が住みやすい土地を作ろう!

Gajlaxmi Palace の居間に飾られていた写真の一枚に、トラとお父様が写っているものがありました。そして棚の中には、剥製のトラ。
この宮殿があるのは自然の中。周囲には野生動物がいっぱい住んでいるのです。
町の人を襲ったトラから町を守るために、町のリーダーであるお父様が狩ったトラだそうです。

お父さんが狩った人喰いトラ

一方で、動物が住みやすい森を作るために、水飲み用の池を作ったり(現在も拡張中)、大規模な植樹をするなど、毎日毎日森へ行き自ら体を動かして、手入れしてきたのだそう。

これまであまりよく知らなかった、マハラジャの暮らしぶり。
政治/経済的な活動が強く、キレイな衣装を身につけてあまり動かない(誰かを動かす)・汚れるのは好きではないようなイメージを勝手に抱いていたので、こんなマハラジャもいるのかと意外でうれしかったです。

森へ行くときはライフル持参です

Jitendra Singh Deoさん早朝、朝焼けを見るために屋上のテラスに集合!

宮殿よりももっと背の高いコットンの木がありました。低木のイメージだったのでビックリ。

残念ながら、モヤが濃くて朝日は眺めることはできませんでしたが、それはそれでキレイでした。

その後、朝食前の散歩に森へと繰り出しました。
野生動物がたくさん住んでいるので、念のためライフル持参です!!

徐々に慣れていく動物たち

ライフルを持っているのが不思議なくらい、とっても静かで平和な雰囲気です。

ですが水飲み場に近づいたら、何か動物の鳴き声がしてきました。
音を立てないようにそーっと木陰から覗いてみると、とっても珍しいという鹿が来ていました。(写真には写せませんでした。)

水飲み場を作りはじめた頃は、警戒して近寄らなかった動物たち。少しずつ、象や虎や鹿や鳥などがやって来るようになったのだそう。

オリッサ州でたくさん見かける蟻塚

大きな木の下に、蟻塚を発見。
実は、インド号がオリッサ州に来て以来、もういくつ見つけたかわからないくらい、そこいらで蟻塚を見かけているのです。ブッダ (第1巻) (潮ビジュアル文庫)

手塚治虫のマンガ「ブッダ」で、蟻塚に近づくと襲われてしまうというコワーイ場面があったので、最初は近づくだけでもドキドキだったのですが、地元の人たちが全くこわがっていないのです。

蟻塚の欠けているところから中を覗いていたら、ジットゥさんが、ポキッと割って見せてくれました。
アリにとっては攻撃だと思うのですが、割っても何も起こりません!ビックリ!

襲われたりして壊滅的に壊されると、また近くに作り直すんですって。
住んでいるアリの種類によって、攻撃性が違うのかもしれないですね。

朝のパワーの源!椰子酒

敷地内には、椰子がたくさん生えています。上部に傷を付けて、ポットを吊るしておくと、樹液が自然発酵してお酒になります。

椰子酒が溜まっている壺

ちょうど、採集しにやってきた人々に会いました。
椰子酒採集の手順は以下のとおり!

  1. 木材で刃を研ぐ
  2. 木に登る
  3. ポットに溜まった椰子酒を、腰に付けたポットに移す
  4. 木に新たな傷をつける
  5. ポットを吊るしておく
  6. 翌日また採集しにくる

採れたてを分けてもらって、各種飲み比べ。
カップは、葉を畳んで漏れないようにしたり、樹の皮をじょうごの様に使ったりと、その場にあるものをうまいこと利用します。

椰子の種類によっても、もちろん味が違うのですが、時間・木の年齢によっても全く味が違いました。

自然の作る元気の出るお薬ということで、オリッサの原住民族の村でも、小さな頃から朝は椰子酒を飲んでいると言っていましたが、採れたてはお酒に弱い田村でもおいしく飲めました♩ごくごく飲んでいたら、ちょっとフラフラしてしまいましたが。笑

森はアーユルヴェーダのお薬やおいしいものの宝庫!

森の中にはお薬やおいしいものがいっぱい!

今が旬のニームの花は小さくて白くてかわいいです。この時期には市場でもよく売られていて、炒めて食べることが多いんですって。胃薬として食べているとのことで、インド号もそのまま生で食べました。花もやっぱりニームです。苦ーい。

インドのスイーツに多用されるカシューナッツもたくさん実ってました。トリファラの一つアムラの葉っぱを食べたり、まだ小さいけれど香りは濃厚なマンゴーを齧ってみたり!
大きなベルフルーツは、この後の朝食でジュースでいただきます。マンゴーの葉っぱは、ちぎって歯磨き。そして、何だったか忘れてしまった茎をむしゃむしゃ。
アーユルヴェーダハーブ1:便秘や目の健康に!トリファラ Triphala

お父様の代から手入れしてきた森は、動物が町に出て行かずに済むくらい、水や実りが豊かでした!
インド号も、歩き回って薬草食べて、お腹ぺこぺこです!
ホテルに戻って朝ごはんをいただきましょう。朝ごはんについては、「ラジャスタン料理食べ比べ2:王族の家庭料理」をどうぞご覧ください。

宿に戻ったら、お手伝いさんがニームの枝で歯磨きしてました。
使い捨ての枝歯ブラシ。材料は森に豊富です。

ニームで歯を磨くお手伝いさん

 

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