【目次】陶工・牛飼い・農家が支え合う原住民族の村に泊まってみました|オリッサ州

どれもが欠かせない存在

牛と鶏

インドには、村人の多くが一つの産業を行っている〇〇の村も多いのですが、インド号が泊まったChandoori Saiという宿のあるオリッサ州南部のゴーダギューダ村は、テラコッタを作る製陶業、牛飼い、農家が集まって暮らす村でした。
インド原住民族の村に泊まろう!Chandoori Sai|オリッサ州ゴーダギューダ村

それぞれが欠かせない存在で、暮らしの要所々々で自然と支え合う流れができていました。

役割分担を見てみよう!

牛小屋は、丁寧に掃除されていてとても清潔。全然匂いません。
桶いっぱいの糞は、大きな落葉樹の下に持って行きます。すると、自然に落ちてくる葉っぱ混ざり発酵します。それを農家さんが肥料に使います。
手間も少なくていいですね。

集めた牛の糞は、日々の壁掃除にも使われ、床材にもなります。
夕方村を歩いていたら、翌朝の掃除用塗料を作っているところに遭遇しました。
手に取ってみると、煤のようなさらりとした感触に変化しました。指についた黒色は洗えば落ちます。

牛糞を塗っているところ

牛糞で作った黒いペーストを塗っているところ。一旦乾いてしまえば、その上に座っても服に色はつきません。

牛の糞は、陶芸の窯の材料にもなります。数種類の土と混ぜて使います。

牛は赤ちゃんのように育てるのだそうです。
虫が来ないように火を焚いたり、病気になったり異常が起きてないか夜中に何度も様子を見に来ます。

牛の虫よけ煙

牛小屋には木製の大きなカウベルがあって、初乳はそこに付けてお守りとします。
夕方カランコロンといい音を立てて、帰宅する牛飼いさんに会いました。
中でも一際目立つカウベルは、いたずらっ子の証。

ここから60kmほどのジェイプール(Jaypore)という場所は、お米がはじめて作られた場所の一つのようで、この辺りでも稲作が盛んです。
乾燥させた稲穂も、陶芸の燃料として火力の調節機能という大切な役割を担っていたり、壁材としても埋め込まれていました。

テラコッタのポットは、料理や水汲みなどにも使われていました。市場で売る大切な現金収入でもあります。

【目次】ゴーダギューダ村の暮らし

書ききれないので、今回ははまとめてさらりとご紹介します!
今後はこちらにリンクを掲載していきます。

食べ物・飲み物

チャイはあまりポピュラーでなく、月桂樹の葉などのお茶を飲むのだそう。
チャイは新しい文化のものだから、こちらまではまだ浸透していないと聞いて納得。

キッチンは、お家の中でとても神聖な場所。
最近では壊れやすい伝統のテラコッタだけでなく、ステンレスを活用する人も多いです。
味付けは一般的なオリッサ料理よりもずっとマイルドなんですって。

お家で採れたタマリンドを料理用に剥いていました。
おみやげにいっぱいいただきました♩

服装

カラフルなコットン製のサリーを、ブラウス無しで身につけます。
アクセサリーのポイントは鼻輪や鼻ピアス。
最近は他部族の習慣なども入り、若い娘はブラウスも着ていて、化繊のサリーも増えてきています。

ゴーダギューダの若い女性のサリー

週一回のマーケット

カキリグマの市多く作ったもの、多く採れたものは、週一回のカキリグマの市に持って行きます。
そこに集まった他部族の人と、物々交換したり、お金で売り買いするのです。
各地で毎日開催!原住民族の集まるウィークリーマーケット|オリッサ州

普段のちょっとした買い物は、村の小さな商店で買うように心がけ、存続できるように気をつけています。

商店の中

別の村で働く人は、朝お弁当片手に出かけて行き、夕方ぞくぞくと帰宅します。
自転車か歩き、車はほとんど無いので乗り合いです。

家の造りと家族

家は協力して建てます。

村人が協力して建設中

どの家も造りは大きくありません。瓦にもテラコッタを発見!
抱っこされている赤ちゃんは、インドではおなじみの下は何も身につけないオープンスタイル。
玄関先にランゴーリーという吉祥の絵が書かれているところも数軒ありました。元々行っていたものではなく、外から来た新しい文化だそうです。

ドアの飾りは、専門の職人さんでなく村人が担当。
ラクシュミーという吉祥天を彫っています。お上手!!

子どもたちは兄弟姉妹関係なくオープンな集会所で楽しそうに遊んでいました。

集会所で遊ぶ子どもたち

大きい人達は、バレーボールをしていました。

バレーボール

ベビーマッサージや木の枝を使った歯磨きなどのアーユルヴェーダ的な習慣も当たり前のように日々行われていました。
こちらについてもまた別の記事で!

ゴーダギューダの村人たち

動物も赤ちゃんもいっぱい。区別がほとんど感じられません。

お祭・お酒・ダンス

インド号も一緒に踊りました!また別の記事で書きますね。
温かい人がいっぱいで、とても居心地のいい村でした。

ダンスに興じる村人、笑顔最高!

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