ムンバイ最大のお祭!「Ganesha Chatruthi ガネーシャ・チャトゥルティ」

最終日はもちろん、初日もオススメ!

ムンバイで見たかったものの一つがこのガネーシャ・チャトゥルティ(Ganesha Chatruthi)。毎年8月末〜9月はじめ頃に行われるヒンドゥー教のお祭です。

以前インド号の田村ゆみが、ケララアーユルヴェーダを学んでいた時に遭遇したことがあったのですが、どうもムンバイで段違いの大きさで祝われているお祭のようなのです。
突如お寺が出現!ガネーシャの誕生日「Ganesh Chaturthi」|ケララ州・カヌール

お祭は最大で11日間続くのですが、最終日に、大きな大きなガネーシャ像が海に入るのが見どころ。残念ながら、インド号は日程の都合でその日はデリーにいる予定です。

ムンバイ空港からホテルまでの道中、タクシーの運転手さんにガネーシャ・チャトゥルティについて聞いてみると、「最高のタイミングにムンバイへ来たね!初日はみんなの家にガネーシャが運ばれてくるんだよ。ラールバーグ(という場所で見るの)がベストだよ!!」とのこと。

最終日ではなく、初日がオススメだとは!!うれしい誤算です。

イルミネーションで飾られた臨時寺社への道

ムンバイでの滞在をワクワクしながら、車内から外を見渡すと、建設中のステージのようなものがいくつもありました。
それらは全て町内ごとに設置されたガネーシャ・チャトゥルティのための臨時寺社なのだそう。

これは相当な規模です!!

ガネーシャ・チャトゥルティの準備

翌日ムンバイを歩いていると、各所に臨時寺社を発見。夕陽を見るのに最高なチャットラパッティビーチにも、ダッバーワーラー を見るのにおすすめなチャーチゲート駅近くにも、小さな路地裏にもありました。

ガネーシャ像工房にお邪魔しました!

道ばたのガネーシャ工房

布をかけられたガネーシャ像が目に入りました。もしやここは工房!?覗かせてもらいましょう!

工房には、お客さまの注文を受けて作ったいろんなガネーシャがいました。特にオススメはLal Bagh Ka Raja(ラールバーグモデル)だそう。やっぱりここでもラールバーグが登場です。

真剣に色付けする職人さん。迎え入れてくれたおじさんが、横から勝手に色付けをしてみせようとすると、すごい勢いで叱られてしまいました。ちょっと気まずい雰囲気…。笑

お菓子屋さんでモダックを買い求める人々

お菓子屋さんの前にも人だかり。Modak(モダック)というお菓子を大量に買っていきます。

国旗を示す3色の大きなものや、ココナッツ、カシュー、チョコレートなどのフレーバーモダック。
お供えしてからいただくということで、どのくらいの期間お供えするのか聞いてみると「5分とか10分とか…」とのことでした。

買いに来ていたお客さんや、お店の人たちに、いろいろ教えてもらいつつ、最後にモダックを買って帰ろうとすると、「お代は結構!」とプレゼントしてくれました。

お花屋さんではガネーシャを置く台を作っていたり、マーケットではデコレーション用のカラフルな布を売っていたり、人が集まるから食材を書い出したりと、みんな大忙し。

いろんな臨時寺社を巡ってみました

前夜になると、寺社の飾り付けはほぼ終了。中央に鎮座したガネーシャの顔には、布がかけられていました。
翌日何時に顔が見られるようになるのか伺って本日は退散!

ホテルに戻り、一番盛上がるというラールバーグについて調査。すると「ラールバーグで見るなら数日前から行っていないとダメ」と言われました。こちらの想像を超える人混みなのだとか。

ラールバーグは諦めて、みんなの町のガネーシャを楽しむことにしましょう。

ガネーシャチャトゥルティ初日

当日の新聞記事

朝届けられた新聞には、お祭のことがいっぱい載っていました。芸能人のお宅のガネーシャ像や、過ごし方。4万軒のお宅がガネーシャをお迎えすること、夜10時以降の騒音規制のことなどなど。

プージャの時間に合わせて臨時寺社へ

昨日聞いた時間に行ってみると、まだガネーシャ像には布がかけられていました。
儀式(プージャ)をしてから取り去るので、お坊さんたちがやって来ないことには始まらないのです。きっとどこか他の寺社で長引いてしまっているのでしょう。

お祭りモード全開!ダンス!ターバン!

知らない道を歩いていると、大音量の音楽が聴こえてきました。なんか人が集まって、賑やかに踊っています。楽しそう!!

他とは違うターバンや踊る人たち

マハーラーシュトラ・スタイル(パンツ型)のきれいなサリーを身に着けた女性たちが、輪になって踊っていたり、その中心でカップルが手を繋いで踊っていたり。

大盛り上がりの人々、笑顔最高!

 

近くで写真を撮っていると、ダンスに誘われました!
輪に加わって、見よう見まねでダンス。ハードだけど、すごく楽しい!!
リズム狂っても大丈夫なの?!と思いつつ、楽器も演奏!

オレンジ色のターバンがとてもステキだったので、一緒に踊っていた女性に聞いてみると、偉い人にお願いしてくれました。
新品のターバンをふたつ。そしてターバン巻職人さんが、待っている人に順々に作業していくのを待っていました。すると、一人の男性に「これは信者だけだ!」と強く強く反対されたのですが、偉い人も他のみなさんもインド号がターバンを巻くことを楽しんでくれていたので、演奏で聞こえないフリをしてしまいました。

ギュッギュと強く巻いていきます!く、苦しい・・・。
でもここできちんと巻かないと緩んでしまうのでしかたありません。

同じものを身に着けただけで、より近づけたような、そんな気分になりました。

ターバン巻いて町を練り歩いてみたら・・・

待てど暮らせど、こちらの寺社にガネーシャ像が運び込まれる気配がないので、他のところへ行ってみましょう。

ターバンを着けて歩いていると、すれ違う人、通り過ぎる車の中、通りの反対などから、「どこでやってもらったの?」「いいね!」「ガネーシャー!!」「ガナパティ、バッパー!」「モーリヤー!」などとたくさん声がかかりました。

一方、他宗教と思われる一部の方からは、これまで受けたことのないような敵対するような冷たい態度で接せられました。その方たちにとって、普段のインド号は外国人観光客という認識だと思いますが、この出で立ちだとヒンドゥー教のシンパと認識されているようです。

ムンバイ中が盛り上がり、どこでも誰でもがお祝いしているように感じていましたが、快く思っていない人も実は多そう。新たな側面が見られた一方、中立的な立場でないと一側面しか見られない不自由さを強く感じました。

この後はイスラム教エリアに行くため、一旦ホテルに戻ってターバンを外して出かけることにしましょう。

そう言えば、不思議なことに、あの一角以外どこにも、ターバンも踊りも見かけませんでした。あそこへ行ってよかった!

財政レベルが顕著に現れます

コミュニティごとに異なる財政レベル。
お金持ちのところは、豪華な飾り付けでお供えも華やかです。

でもインド号の意外なお気に入りは、お金が無いと言われている場所の緑のガネーシャでした。
手作り感満載の像や、プラサーダがフルーツのみだったりと、なんとか自分たちの力で華やかにしようとしている感じがとてもよかったです。

コルカタでガネーシャ・チャトゥルティ

ガネーシャ・チャトゥルティ3日目は、コルカタにいました。
日本での調査によると、規模は小さいものの、コルカタでもガネーシャ・チャトゥルティは行われているとのこと。

地元の人に聞いてみると、今夜自宅のガネーシャ像を水に入れに行くとのこと!大きなガネーシャは11日目に入水、でも家庭の小さなガネーシャは11日も待たずに入水するのだそう。同行させてもらいました。

電車のすぐ脇のガート

コルカタの中心を流れるガンジス川(フーグリー川、Hooghly River)にやって来ました。鉄道駅のすぐ目の前にあるガート(沐浴場)。

小さな子どもは、沐浴を嫌がって大泣きしていました。
闇に浮かぶ大切な家族の時間のシルエットが美しかったです。

ムンバイの賑やかさとは違う、静かなガネーシャ・チャトゥルティも見られて大満足でした!

マントラ

Ganpati bappa morya, pudhchya warshi lavkar ya

ガナパティ バッパ モーリヤ プドゥチャ ワルシー ローカリヤー

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