ブータン料理ガイド①:ブータン料理3つの特徴

ブータン料理

山に囲まれていて標高が高いブータン。インドのお隣だけれどスパイスはほとんど使わないし、山を越えたらチベットなのでチベット料理もありますが、ブータン料理はそれともちがう、独特のおいしさがあります。

ブータン料理の大きな特徴は3つ。
では、順番に説明していきます!

唐辛子を野菜として使います

ブータンの唐辛子ちょっとした商店にもこんな風に唐辛子が売られています

唐辛子エマは、ブータン料理になくてはならない大切な存在。野菜のようにたくさん使うので、すっごく辛いイメージを持たれることもあります。
ブータン料理の代名詞でもある唐辛子のチーズ煮込み「エマダツェ」は、テレビで罰ゲームとして出されているのを目にしますが、決してそんなに非常識な辛さではありません(声を大にして)!

ブータンの人たちは唐辛子が大好きだし、確かに辛い料理も多いですが、大抵はチーズと一緒に調理されるので、適度にマイルドになって、おいしい辛さです。

旅行者には唐辛子を少なめにしたメニューを用意されることもあるそうですが、現地のみんなが食べているものをぜひ食べてみてほしいです。

インド号はふたりとも辛すぎるものは苦手ですが、ブータン料理が辛すぎて食べられなかったり、次の日にお尻が痛くなってしまったこともありません。(もちろん個人差はありますが・・)

ちなみに、夏はフレッシュな青い唐辛子を、冬は赤い乾燥した唐辛子を使います。標高が高いブータンの冬はとっても寒いので、夏の間にいろんなものを乾燥させておくのです。

チーズは欠かせません

ブータン 自家製のチーズ自家製のチーズ。こんな風に丸く固めて保存します。

ブータンは、山に囲まれて標高が高く乾燥しているので、料理でバターやチーズをいっぱい使うことで、油分がしっかり取れるようになっています。チーズも唐辛子と同様、ブータン料理にはかかせない存在なのです。

牛を飼っている家が多いので、チーズやバターは手作りしますが、都心部のティンプーやパロなどでは、市販のプロセスチーズを使うことも多くなってきたそうです。

わたしが滞在していたおうちでは、自宅でつくったチーズと、少しだけ市販のプロセスチーズ(インド産)を混ぜて、唐辛子のチーズ煮込みエマダツェをつくることもありました。

お米をいっぱい食べます

ブータンの赤米ブータンのお米は、赤米がメインです

ブータンの主食は、お米(赤米)。男の人はごはん7:おかず3くらいの割合でいっぱいごはんを食べます。

ごはんは、インドと同じく手で食べますが、ブータン流は少しちがいます。おかずと混ぜる前に、右手でギュッとお米を握ります。いい感じに固めたごはんを、おかずにつけて一緒に口に運ぶのです。

慣れないとボロボロごはんが崩れてしまうのですが、このギュッと握るのが上手になると「ブータン人らしくなってきたねぇ」と褒められます(笑)。

食べる前に、インドでは手を洗いますが、水は貴重なのでごはんをひとつまみ手にのせて、両手でお団子をつくるようにくるくるして、手の汚れをとるのですよ。

お米の他にも、東ブータンではトウモロコシ、中央ブータンでは蕎麦を主食として食べることもあります。九州ほどの小さな国ですが、地域によって食文化もさまざまななブータンなのです。

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