インドで受けるアーユルヴェーダの授業

わたしの習った病院での授業は、基本的に午前が座学、午後が実技という流れでした。
途中で昼食を挟みます。

一応予定表はあるのですが、その日によって、お薬の材料が手に入らなかったり、ドクターやセラピストの都合などで変更はしばしば。笑
でもこの曖昧な感じのおかげで、時間が足りないけれどここまで習いたい!という願いを叶えてもらうこともできたのでした。

アーユルヴェーダ実技いろいろ

アーユルヴェーダ=ごま油を使ったオイルマッサージとか、おでこにオイルを垂らすものというイメージが強いようですが、もっともっとたくさん種類があるのです。

エラキリエラキリ。炒めた葉っぱが入っています。

ナスヤ
Nasya
鼻にオイルなどを入れて、口からオイルや頭部の粘液を吐き出します。
タルパナ
Trarpana
目の周りに小麦粉で土手を作り、オイルを満たします。
カルナプーラナム
Karnapooranam
耳の中にオイルを満たします。
フェイスマッサージ
ムクアヴィヤンガ、Mukhabhyanga
顔のマッサージです。
フェイシャルトリートメント アーユルヴェーダではハーブのパウダーでクレンジングしたり、葉っぱを入れたお湯を使って蒸気を当てたりします。
全身のマッサージ
アヴィヤンガ、Abhyanga
木のベッドの上で、7つの体位に変えながら行うオイルマッサージ。
ヘッドマッサージ
シロアヴィヤンガ、Siroabhyanga
頭のマッサージ、一般家庭でもよく行われています。
エラキリ
Elakizhi
葉っぱを炒めて、布にくるんで作ったお団子でマッサージします。
ナヴァラキリ
Navarakizhi
煮込んだお米を、布にくるんで作ったお団子でマッサージします。
ポディキリ
Podikizhi
ハーブやスパイスなどの粉をココナッツなどと炒めて、布にくるんで作ったお団子でマッサージします。
ウドゥワルタナ
Udwarthana
ハーブやスパイスなどの粉を体にすり込むようにマッサージします。
シロダーラ
Siro dhara
額に液体を垂らします。オイルを使うとタイラダーラThailadhara
牛乳を使うとクシーラダーラKshiradhara
バターミルクを使うとタクラダーラTakradhara
となります。
ピリチル
Pizhichil
オイルバスとも呼ばれます。温めたオイルを全身にかけていきます。
フットマッサージ
パーダヴィヤンガ、Padabhyanga
つま先から膝下辺りまでのマッサージ。足の裏をこするのにカーサという器具を使います。
ヴァスティ
Vasti
小麦粉を練って土手を作り、その中を温めたオイルで満たします。
腰のカティヴァスティKativasti
首のグリヴァヴァスティGrivavasti
膝のジャヌヴァスティJanuvasti
胸のウロバスティUrovasti
など、部位によって名前が変わります。
テーブルマッサージ 床の上でやるカラリのマッサージと似ていますが、台の上でやります。
ベビーマッサージ 赤ちゃん向け。アーユルヴェーダのオイルマッサージは、赤ちゃんからお年寄りまでオススメなのです。
プレグナンシーマッサージ 妊婦さん向け。妊娠4ヶ月から出産までオイルマッサージはオススメされています。
カラリマルママッサージ
Kalari marma massage
武術カラリパヤットゥの診療所で行われているオイルマッサージ。翌年カラリの師匠の元できちんと学びます。

これだけ並べてもまだまだ、口に液体を含んだり、頭部にオイルを満たしたり、腰湯などの部分浴や、スチームバス(サウナ)、嘔吐、下痢、浣腸、血を抜く、タバコのように煙を吸うなどいろいろあるのです。

実際に診療している医師から学ぶメリット

施術室の棚にはお薬などが並んでいます施術室の棚にはお薬などが並んでいます

院長先生はアーユルヴェーダ一家で育った方。
たくさんたくさんの実例を目にしてきているので、「例えばね…」という実例いっぱいで楽しかったです。
日本にいる時に、院長先生〜処方して送ってもらったお薬で、小さな不調ともさようならしていた私は、アーユルヴェーダへの信頼もすごく、体も心も元気いっぱいの状態。
「こんな症状の人も対応しているんだ!!すごい。じゃあこんな不調の人の場合にはどうしたらいいですか?」とたくさんたくさん聞きました。

自分がこれだけ元気になったのだから、きっと誰にでも役立つはず。
大げさなことをしなくても、少し変えるだけで、手放せる不調がたくさんあるはず。

そんな想いを胸に、難しくても一つ一つの座学や実技がたのしくて仕方ありませんでした。
実技のモデルは持ち回りだったので、自分がモデルになる日は施術の練習をすることができません。
でも体験してみないと、自分がする際に気をつけた方が良いポイントや、どんな変化が起こるのか、どんな風に感じるのかに気づけない。
自分もフルコースのパンチャカルマ治療を受けたい!と痛烈に思い、受けることにしたのでした。

仕事を辞めて日本を出て、帰国後はアーユルヴェーダと共に生きていく。
ここにいる間に、できる限りの吸収をしたかったのです。

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