インドって汚い?!ゴミとエコ問題:ケララ州カヌールの場合

カヌールのゴミ事情

ケララ州カヌールに限らず、インドではゴミをよく見かけます。

カヌールののどかな川とボート
カヌールの、のどかな景色

ゴミいっぱい
足下には、ゴミが散乱していました。燃やした跡もありますね。

漁船の人の持ち物なのかゴミなのか
これはゴミではなく、漁師さんが置いているだけかな?

一軒家に住んでいたときは、ゴミを袋に入れ、玄関先に置いておくと回収されました。
生ゴミは、小さなバケツに入れておいて、近所の牛のたまり場に持っていくと牛が食べました。
暑くて湿気のあるケララでは、生ゴミを放置しておくとすぐに虫が湧いてしまうので、捨て忘れは危険!

ゴミを食べに集まってきた牛
毎日どこからともなくやってきて、勝手に去っていきます。

カラリの師匠グルカルのお宅に滞在していた時は、生ごみは、敷地内に放り投げると、カラスや猫が食べたり土に帰って無くなります。
紙ごみは、キッチンで燃料として燃やしています。ときおり混入していたビニール製品が燃えると「吸ってはいけない」体に悪い煙が発生します。
でも、町中でもどこでも、その辺で燃やすことはよくあることなのです。

キレイな森を歩いていると、自然に帰らない飴やガムのパッケージをちらほら見かけました。
デザインといい、素材といい、自然の中で不自然に目立つのです。
でも、ゴミをその辺に捨てることもよくあることです。

ビニール袋 vs エコバッグ

市場で野菜を買うと、新聞に包んで麻のような素材の紐でクルクルと上手に包んでくれます。
しばらく前までは、買い物には袋を持っていくのが当たり前だったそうです。日本と逆ですね。
でも今はビニールも多く出回っています。スーパーマーケットはビニールです。

外国からの圧力もあり、インド政府は「ビニールを使用しないように!」呼びかけているそうです。
でも、そこで生活している人々にとっては「やっと生活に入り込んだ便利な品なのに、なぜ手放さなくてはいけないのか?」と反発があるのだそうです。
確かに、散々使ってきた人から「それは良くない!止めたほうが良い!」と言われても、聞きいれがたい気持ちもわかります。

容器からゴミへ

インドのペットボトル

フランス人女性と一緒に買い物にでかけました。そのとき、店員さんがビニールに入れて彼女に渡しました。

すると「わたしはビニールはいりません!!地球のために!!」と強い口調で言いました。

その店員さんは、英語はわかりません。突然強い口調で話すので、わたしも驚いてしまいました。ただ「いりません」ではダメだったのかな?

その日、彼女からゴミの捨て方について相談を受けました。
このお宅の飲水は、沸騰させた井戸水。でも、彼女はミネラルウォーターを買ってきて、自分の部屋で飲んでいたのだそうです。部屋の中には、潰したペットボトルがぱんぱんに詰められたビニール袋が5つくらい溜まっていました。

先ほどの「袋いりません!」の行動と、矛盾を感じてしまいました。
お宅のお母さんに処理をお願いすると、ペットボトルが潰されていなければ容器として、暑い季節に氷を作ったり、水筒として使うことができたそう。
でも、潰された状態では、ただ処理しなければいけないゴミとなってしまっていたのです。

そうそう、井戸は自分たちが使っている水の量に気づくバロメーターです。
降水量と使用量のバランスが取れなくなると、お金を払って水を買わなくてはなりません。
水が豊富にある時期から大切に使い、水が少ない時期を迎えます。ある時にありったけを使ってしまうと、無いときにとても困るからです。
小学生の女の子に教えてもらいました。

インド号ポイント

ここケララ州は、ココナッツの木がたくさんあるので、ココナッツを使った料理がいっぱいです。
お魚がいっぱい穫れるから、魚料理を食べます。手に入らない日は、別の料理を食べます。
お日さまが強いときは、洗濯物をちゃんと絞らなくてもよく乾きます。
庭のバナナの葉っぱで、食べものを包みます。
他の葉っぱは、歯を磨いたり、舌をキレイにしたり、カレーにもします。

エコとかエコじゃないとかでなく、なんだか普通のことがたくさん存在していました。

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