エベレスト街道を歩くために必要な準備

上空からのヒマラヤ山脈

エベレスト街道という名前は、山が好きな人ならきっと一度は耳にしたことがあると思います。日本の北アルプスや南アルプスの山をよく登っていたわたしも、いつか歩いてみたいと思っていました。

エベレスト街道は、世界一の頂を目指す人たちの拠点となるエベレストベースキャンプEverest B.C. まで続く長い長い道。そこに向かうには、カトマンズからルクラという標高2400mの町まで飛行機で行って、高度順応をしながら、往復2週間くらい歩きます。(ルクラまでも飛行機を使わずに歩かれる方もいます。)終点のベースキャンプは、標高約5400m。

「いつか行ってみたい」とは思っていたけれど、実はネパールに着いた時点では、そんなことは考えていませんでした。特別な準備もせずに、ふんわりネパールに入り、現地の人と話をしている中で急遽行けることになったのです。

さぁ、準備をはじめます!

カトマンズで買い出し!

エベレスト街道のオンシーズンは天候が安定する秋ですが、訪れたのは真冬の2月。山はとっても寒いですが、いつもの日本の山を登るような登山靴、雨具、寝袋すらまったく持っていないので、買い出し必至です。

カトマンズには多くのトレッカー・登山者たちが集まるので、登山用品店はたくさんあります。足りないものがあっても、心配ご無用。すべて現地調達が可能というわけです。

わたしが購入したもの

超厚手のダウンジャケット
ブータン帰りだったので、冬の標高3500mくらいに対応できる防寒具は持っていましたが、真冬の中標高5000m近くまでいくので、持っている防寒具では全く足りない!ということで、THE NORTH FACE カトマンズ店で、超厚手のダウンを購入。
極寒仕様の寝袋
トレッキング中に泊まるのは山小屋とはいえ、布団などはありません。標高が高くなると小屋のつくりはどんどん悪くなってきて、吹雪のときには室内に雪が積もることもあります。なので、少なくともー20℃には耐えられる寝袋も必須。
町中で売っているものは、ニセモノ感がぬぐえないものも多いですが、現地ガイドも使っているのでアリだろうと思い、その中で一番分厚いものを購入しました。日本の高性能で軽量化されているものが欲しい場合は、モンベル カトマンズ店に行ってみるといいですよ。
水筒
飲み水は買うと高くなるし、ペットボトルの水を何本も持っていては体に負担がかかってしまうので、現地の水を煮沸できるように金属の水筒を買いました。ストーブの上に直接置いて温められるし、湯たんぽにもなるし、これはかなり大助かりでした。トレッキング中にミネラルウォーターは一度も飲みませんでした。ゴミもでないから、エコでもあります◎
行動食
山歩き中に食べられる、アメやチョコ。実際はあまり食べることはなかったのですが、もしもの時のために、持っていると安心です。
アーユルヴェーダオイルなど
高地はとても乾燥するので、アーユルヴェーダオイルは必須。ラダックの山を登ったときにも、毎日オイルを塗って眠ることで、体の痛みもなく快適に過ごせました。
今回は、スーパーで売っているHimalayaのPain Massage Oilを買いました。何日も歩き続けるので、体の負担をできるだけ少なくできるように。それと、とってもよく効くのど飴Kofletコフレットも。
地図
山歩きには絶対必要な地図。カトマンズのスーパーや本屋さんに行ったらたくさん売っています。トレッキング中は、どれだけ進んだとか、明日はどこを歩くとか想像しながら毎日地図を眺めていました。

持ちもの

いらなそうなものはカトマンズの宿に置いて、とにかく身軽な感じで山へ行けるように荷物の準備をしました。

  • 寝袋(-20℃まで対応)
  • ダウンジャケット
    (超厚手・厚手・薄手)
  • ウィンドブレーカー
  • フリース
  • ダウンパンツ
  • トレッキング用パンツ
  • インナー(ウール・化繊 3枚)
  • レインスーツ上下
  • トレッキングシューズ
  • ネックウォーマー
  • サンダル
  • 帽子(中にフリースがついている暖かいもの)
  • 靴下(厚手)
  • 手袋
  • ヤクのストール(厚手・大判)
  • サングラス
  • 携帯(iphone)
  • カメラ
  • ノート・ペン
  • 携帯・カメラのバッテリー
  • イヤホン
  • 水筒
  • 行動食(チョコとアメ)
  • オイル
  • 航空券(カトマンズ – ルクラの往復)
  • 宿代などのお金

大体こんな感じを、30リットルのザックに入れると、もうパンパン!でも、持って行ったものはすべて使いました。

中でも、「持っていってよかった~!!」と思うのは、ブータンで買ったヤクのストール。これは本当に暖かくて、小屋で過ごすときには巻きスカートのようにしたり、寒くて眠れないときに毛布のように寝袋に入れたり、かなり使えました。

これでも、途中で吹雪きにあったときや、雪が積もった次の日は登山用のスパッツがあったらな…と思ったり、日が昇る前に歩いているときには防寒をもっとしっかりしていれば…と思うこともありました。

なにはともあれ、とりあえず荷物の準備は完了。
航空券は現地の旅行会社で手配してもらって、いよいよ出発です。

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