自分を大切にしよう1:自分を生きよう

どんな人も必ず、ひとりひとつの命をもっています。
わたしたちが生きることができるのは、その「自分」だけです。

大切な人が苦しんでいて、どんなに「代わってあげたい」と願ったとしても、その人の命と自分の命を交換することはできないし、誰かに憧れて「あの人みたいになりたい」と望んで努力したとしても、その人になることは絶対にできません。たとえ血がつながっている家族でも、みんなひとりひとりちがう人間なのです。

自分をしあわせにするのは、自分だけができること
しあわせも不幸せも、全部自分次第です。
どこにも代わりのいない、なにより大切な「自分」を生きましょう!

自分の「心地良い」をつくろう

まずは、自分にとっての「心地いい」を日々の中で増やすことからはじめましょう。安心して深呼吸したり、「ああ気持ちいい」「ホッとする」「大好き」…一秒でも多くそんな時間を過ごせるようにするのです。

行動をおこすとき、自分にとって「心地良い」方を選んでみます。
「人にどう思われるか」ではなく、あくまで「自分が」心地良いかどうかです。

たとえば、あまり好きではない人に飲み会に誘われたとき。参加するのとしないのでは、どちらがより自分の心地良いを増やせるでしょうか?きっと、行かない方が心地いいはずですよね。

断ったり、面倒くさいことをやるときには、そのときには「やだな…」という心になりますが、結果的にはそれを選ぶことが「心地良い」自分でいられる選択なのです。

やらなきゃいけないけどやりたくないな…と思っていることを後回しにすることは、一見「やらないこと=心地良い」と思ってしまいそうですが、実は逆。「やりたいくない」と思うけれど「やらなければならない」のなら、それは早くやってしまって、「やらなきゃ、やりたくない」というマイナスな気持ちを手放してしまう方が、結果的に「心地良い時間」を長くつくれることになるのです。

欲求にまかせてダラダラしたとしても、結局「なにやってるんだろう…」と虚無感におそわれたり、何もせずにグータラしていた自分に嫌悪感を抱くのであれば、それは「心地良い」を選んでいることにはなりません。

「心地良い」というのは、やりたい放題ワガママ!ということではなく、あくまで自分が「自分を大切にする」ということなのです。

「人のために」ではなく「自分のために」生きよう

子どものため、家族のため、困っている誰かのために…。誰かのために何かをすることは、とても良いことのように思えます。
そう思うことは悪いことではありませんが、まずは「自分のため」に生きることが元気への第一歩です。

苦しい最中にいる人を助けたいと思って、あれこれとアドバイスをして世話を焼いたとしても、その苦しみを抜け出すにはその人自身が決断をしなければ何も変わりません。苦難を乗り越えるのも、決断をするのも、やっぱり「自分だけ」ができることなのです。

「誰かのために」と思うことは、あなたの大切な「自分」から目を反らすことにもなってしまいます。自分を元気にすることをせずに、誰かを元気にすることなんてできません。まずは、一番近くにいる自分を元気にしてあげましょう。耳を澄ませば、「つらいよー」とか「休みたいよー」などと、きっとたくさん声をあげているはずですよ。

自分は今、どう思ってる?
自分は今、何を求めてる?
そんな風に、自分の声を聞いてみましょう。

そして、どんなに小さなことでもいいから、その自分の望むことを実践しましょう。

自分自身がしあわせや元気で満たされていたら、自然とまわりの人たちはあなたから元気をもらっていきますよ。

自分の足で立とう

誰かや何かに依存することは、自分の足で立てなくなってしまうことです。つらいとき、かなしいとき、つい誰か支えてくれる人を見つけたくなったり、「わたしの苦しみを理解してくれる人」を必死に求めてしまうこともまた、自分から目を反らすことになります。

自分を「弱い」と位置づけて、支えがなければ生きていけなくなってしまうと、本来持っている自分の力はどんどん衰えていってしまいます。苦しみから立ち直る強さや、そこから育つやさしさなども、全て得ることなく。

もしその支えがなくなってしまうときが来たら、きっとバランスを崩して倒れてしまうでしょう。「そうはなりたくない」と思っても、傾いた自分をもう一度まっすぐに戻すには、力も勇気も必要。もとに戻るには時間もかかります。

寄りかかりながら生きるのは、一見とても楽そうにみえますが、本当は自分の足で立っている方がずっと楽で心地良いのです。

どんなにつらくても、越えられないほどの苦しみはきっとありません。
踏ん張って、プルプル震えながらでもいいから、自分の足で立っていきましょう。
自分の人生を決めるのは、いつだって自分だけなのですから。

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