7日単位に隠された秘密!アーユルヴェーダ・カラリの療術

連続マッサージは体や心にやさしい

カラリ診療所のお薬
カラリ診療所のお薬

アーユルヴェーダカラリパヤットゥの治療の一つであるマッサージは、基本的に7日・14日などの単位で連続で行われます

その理由は、心や体は急激な変化が苦手だからです。急激な変化を受けると、元に戻ろうと反発する力も大きくなります。
ゆっくりと、じっくりと、変化を誘導して、その変化を持続させるために、何千年も前から続けられてきた、心や体に優しい方法です。

  • すごく体に良いご飯を一食だけ食べるのと、食べ続けるのはどちらがいいでしょうか?
  • いきなりアスリートのような運動を始めるのと、基本から始めて徐々にハードにしていくのと、どちらがいいでしょうか?

大人になるにつれて食べる量が増え、歳をとるとまた減っていくように、小→大→小というのは自然の流れなのです。

アーユルヴェーダもカラリパヤットゥも、最初は、強度が軽く・時間が短く、徐々に増やしていき、中間日にピークを迎えると、今度は減らしていきます。

自転車を例にすると、こぎ始めは大きな力(負担)が必要ですが、少しずつ慣れていき、自然の前へ進む力が加わり、自分の力はあまり意識せず進めるようになり、止まるときは、急ブレーキではなく徐々にブレーキをかけることで、余韻で進みながらやさしく止まることができます。

アーユルヴェーダの場合

アーユルヴェーダの浄化治療パンチャカルマpancha karmaの基本形は、7日単位のトリートメントの積み重ねです。

同じトリートメントを7日間、時間や強度を変えながら繰り返し、1日休んで、次のトリートメントに移ります。

7日→1日休み→7日→1日休み→7日→1日休み・・・の繰り返し

一部のトリートメントを除いて、いくつものトリートメントを1日で行うと、心や体への負担が増えてしまいます。体も、どれに集中したら良いのか混乱してしまいます。

インド号の田村が、パンチャカルマという浄化療法を受け、アーユルヴェーダを学んだ現地の病院では、パンチャカルマには最低21日間必要としています。
Pancha karma Illustratedには、129日間のパンチャカルマが紹介されています。

病院や施設によっては、短期集中のパンチャカルマを施すこともあるようですが、それを断るドクターの方が安心でしょう。

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カラリパヤットゥの場合

カラリパヤットゥの連続トリートメントは、基本14日間です。

一つのトリートメントを休みなく14日間、強度や時間を変えながら行います。

14日間連続 同じトリートメント

オイルやマッサージが、奥深くまで届き、全身に流れが生まれ満ちていくような感じで、強さや元気が徐々に増していくのです。

自分も治療に協力する・養生すること

アーユルヴェーダとカラリ、どちらの場合も、受けている期間と終了後に養生することも大切なトリートメントの一部です。

変化するときは、心や体に負担がかかるものです。変化が大きければ、負担もなおさら大きくなります。

だからこそ、変化に集中しましょう!
生活のリズムや習慣に気をつけ、無理をせず、変化しやすい環境を作り、自分もできるかぎりの協力をするのです。

例えば、消化にすごく負担がかかるものを控えたり、体を冷やさないようにしたり、人混みや過度な労働を避けたり、心を穏やかにすごしたり、きちんと夜眠ったりすることがとても大切です。

難しいことではありません。たとえば、暴飲暴食しながら肥満治療を受けたり、風邪を治したいのに雨に当たり続けたりしたら、おかしいと思いませんか?

そんなおかしいと思うことはしないように気をつけるのがポイントです。

インド号ポイント

アーユルヴェーダとカラリパヤットゥ、どちらもたくさんたくさん変化を見せてくれました。

それは、自分自身だけのことではなく、若い人でもお年寄りでも、毎日繰り返しすうちに必ずなんらかの変化があったのです。人によって、変化の大/小や早い/遅いはあっても、変化せずにいることはできません。

おすすめの心構え

  • 時間がかかるのが当たり前
  • じっくりと変化と向き合う
  • 自分や自然の力を信じる

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