インドで携帯電話を使おう!2015 – インド号

インドの携帯普及率はかなり高いです!スマホを使っている人もたくさん。
インド映画音楽やマントラなど、いろんな着信音が聞こえてきます。

インド号は、毎回インドの携帯会社のSIMカードを入手していますが、滞在期間が短い方は、SIMカードを購入しない方が楽だと思います。

【短期】インドのSIMは不要!でも携帯は使いたい!
①国際ローミング -手軽度No.1!日本の携帯電話をそのまま使用
②海外携帯をレンタル – 使用頻度は低いけど、携帯を持ちたい方に
③海外携帯を購入 – 使用頻度は少ないけれど、何度も旅立つ方に
【中〜長期】インドのSIMを手に入れよう
チェンナイのAirtelオフィスでSIM購入を断念
ケララ州コーチン空港でSIM購入
SIMを買うなら、空港がオススメ!
SIMカード購入時に必要なもの
【短期】インドのSIMは不要!でも携帯は使いたい!
こんな方におすすめの方法をご紹介します。

短期滞在
念のために携帯を持っていたい
日本にいる時点で、インドで繋がる電話番号が必要
①国際ローミング -手軽度No.1!日本の携帯電話をそのまま使用
インターネットの1日の上限金額 2980円(通話料・SMSは別途)

docomoの海外パケ・ホーダイも、auの海外ダブル定額も、softbankの海外パケットし放題も、ある一定までは同じです。

使用可能エリアにご注意
softbankの海外パケットし放題で使える、インドの定額対象事業者はAirtelとAircelの2社のみ。
auの利用可能区域にしても、全土とはいきません。
地方滞在が多い場合は、電波が繋がりづらい、または繋がらない可能性もあるでしょう。

docomoがダントツ!
国際ローミングでダントツおすすめなのが、docomoです。提携事業者が、AirTel/Oasis、CellOne/BSNL、IDEA/SPICE、RELIANCE、TATA DOCOMO、Vodafoneと幅広く網羅されています。

②海外携帯をレンタル – 使用頻度は低いけど、携帯を持ちたい方に
海外用の携帯電話をレンタルできる会社は、いくつも存在します。
テレコムスクエア及びdocomoの場合、空港で当日申し込み&受け取ることができ、帰国時も空港で返却できるというのは便利ですね。
現地で頻繁に着信/発信などをする方には、使用料金がかさむでしょう。

テレコムスクエア(当日申込可な空港カウンター)
docomo ワールドケータイ(当日申込可な空港カウンター)
モベル(ワールド携帯レンタル)
グローバルセルラー(空港当日申し込み不可・インド料金プラン)
参考料金:docomoのワールドケータイで、通話・ネットの両方が使える機種の場合、1日の機種レンタル料が286円(税抜)+下表の通信料がかかります

docomoのワールドケータイのインド料金表

③海外携帯を購入 – 使用頻度は少ないけれど、何度も旅立つ方に
海外専用携帯というものも販売されています。はじめてのインドの時に、購入してみました。
日本用充電器、海外用充電器が付属していて、日本にいる時点で電話番号もわかっていて、電話帳に番号を登録しておくなどの準備もできました。

しかしながら、日本でもどんどん新しい機能や速度に対応した電話が発売されるように、2度目のインドの時は、すでに機能が不十分だと感じるようになりました。日本で使用している機種とのギャップが激しく、現地の友人たちにも「古いの使ってるね」驚かれたほど。
通信料も安くないので、短い海外滞在のためだけの購入は、結局のところ高くついてしまうかもしれません。

何度も同じ国に渡航するのであれば、最初から現地で携帯を購入したり、最近日本でも購入できるSIMフリーの携帯を使う方が良いでしょう。価格コムでSIMフリー携帯をチェック

日本で海外専用携帯を購入するメリットは、事前に電話番号が手に入ること、あらかじめ設定をしていけることなどでしょう。

【中〜長期】インドのSIMを手に入れよう
以前は、気軽にプリペイド式のSIMカードを手に入れることができました。

広いインドでは、州ごとにローミングが必要となります。
そのため、どの州に滞在するのか限られている場合、その州内でSIMを買うのが一番!

インド号も、州に合わせてSIMを購入したり、友人から使っていないSIMをもらったりしていました。
以前のインドの携帯事情、携帯電話会社リストなどは『インドで携帯電話を使おう 2012』をご覧ください。

でも今となっては、それも難しそう。
しかも手に入れるにはその都度手間がかかるので、2015年は周遊型の旅ですが、インド入国地点の南インド・タミルナドゥ州チェンナイでSIMを購入して、その他の地域ではローミングも仕方ないという決断をして旅立ちました。

チェンナイのAirtelオフィスでSIM購入を断念
町の人やホテルの人に尋ねると、AIRTELオフィスに行くのが手っ取り早いとのこと。
でもみんな口々に「外国人には無理だと思うよ」「旅行者は買えない」「不可能だ」と言うのです。
厳しくなったとは聞いていたけれど、噂によると、次のような制約がありはするけれど、それさえ守れば大丈夫のはず?!

手続きの後数日間は、購入した州から出てはいけない
現地の人の携帯電話番号が必要
これまで旅行者という立場で購入してきた経験があったので、何とかなるさとオフィスに行ったのですが…。
はい、残念ながら何日滞在していようがパスポートではダメだそうです。
仕方ないので、次にケララ州に行ったら現地の友人に協力してもらうことにしましょう。

ケララ州コーチン空港でSIM購入
まず準備として、ケララ州の友人の携帯電話番号を、連絡先として貸してもらいました。

コーチン空港コーチン空港のAirtelカウンター
コーチン空港の税関を抜け、どーんと殺風景な空港フロアに出ると、小さなAirtelのカウンターを発見!
空港なら外国人にも買いやすいかも?と淡い期待を抱いてお願いしてみると、すんなり手続き開始。

インドビザ用の写真の余りを日本から持ってきていましたが、その場であちらのデジカメで顔を撮影されただけ。
書類に記入して、現地の友人の連絡先も不要。

あっけないほど簡単!!
これまでのインドで今までで一番スムーズに購入できちゃいました。

インドのSIMカードiphoneにマラヤラム語
しかも数日間ケララ州から出てはいけないという制約もなく、数時間で使えるようになると言うのです!

手順も懇切丁寧に教えてくれました。

インドSIMゲット!

そこから数時間、車で目的地のムンナールまで移動。
ホテルに到着後、先ほど教わったとおりAirtelに連絡して、最後の手続きをしました。
いくつか聞かれた質問に答え、電話を切ります。約5分後には、すべての手続が完了。

SIMを買うなら、空港がオススメ!
デリーのインディラ・ガンディー空港(Terminal 3)でも、SIMの購入手続きはとてもスムーズでした。

スタッフは外国人観光客などのSIM購入にも慣れているようで、「どこの国から来た?」「携帯の機種は何?」「SIMフリーか?」等といくつか質問をされます。日本の携帯はSIMロックがかかっているものが多いのを知っているようで、携帯がSIMフリーかどうかは何度も確認されました。

問題なければ書類を書いて、証明写真を提出。手続きはサクサク進み、こちらも10分程度で完了!チェンナイでも空港だったらこんな風に簡単だったのかもしれません。

ネパールで「空港での契約は割高になる」という話を聞きましたが、空港のスタッフは町中の携帯ショップよりも圧倒的に外国人に慣れているので、多少割高でも空港で契約するのがオススメです!!

SIMカード購入時に必要なもの
パスポート
SIMフリーの携帯電話
現金・・・今回購入したSIMカードは500ルピーでした
写真・・・日本から持参。今回は不要でした
現地の携帯電話番号・・・以前はホテルでもOK。今回から必要と聞いていたものの、不要でした

Ayaka