ノンベジ・お酒も飲む神さまムタパンMuthappan 2:小さなお寺のお化粧風景

その2では、町中で出会ったムタパンやメインテンプルであるパラシニカダヴParassinikadavu以外のお寺をご紹介します。
ノンベジ・お酒も飲む神さまムタパンMuthappan 1:本山パラシニカダヴ

それぞれのムタパン

ムタパンのポスター発見 ムタパンの壁画

カヌール付近にいると、いろんな所でムタパンを見かけます。
パヤンバランビーチPayyambalam Beach近くには、ムタパンロードという道があったり、マレーシアにもムタパンテンプルがあるそうです。近くにはカヌール出身者が住んでいるのかもしれません。 

カラリマッサージの師匠グルカル宅のご近所にも、小さなムタパンテンプルがありました。本山のパラシニカダヴでは、一年を通してムタパンが登場しますが、他のお寺では会える日が限られています。

グルカルに連れられ、参拝に行きました。
ムタパンの前に長い列ができ、みんな言葉をもらうのを待っています。
ムタパンは生き神様なので、お願いをすると言葉を返してくれるのです。
もちろん現地のマラヤラム語ですが…。

ケララ北部ニーレシュワルのムタパンテンプル

祠の中には手描きのムタパンがカヌールより更に北部にあるニーレシュワルNileshwarという町でぷらぷらお散歩していると、小さな祠を発見。

覗いてみると、手描きのムタパンがいました。
手描きもよく見かけるのですが、そのゆるさも色合いもすごく好き。

きっとムタパンテンプルが近くにあるはず!とGoogle mapで調べてみると、少し離れたところにありました!遊びに行ってみましょう!

ムタパンテンプルの見つけ方は、彫り物の中にムタパンがいたり、犬の像があります。

明日12時からムタパン踊るからおいでよ!

数名の若者がいて、「明日12時からムタパン踊るからおいでよ!」と誘ってもらいました。
明日とは運がいいです。

翌日12時に行ってみると、まだ静か。準備中でした。さすがインド。笑
始まるまでの間、地元の方々やお寺の方々がいろいろ案内してくれました。

ご家族に混じってプラサーダをいただきました。
海の町だからでしょうか?青を身につけている方がたくさん。

ムタパンお化粧風景

ムタパンお化粧風景。周りでくつろいでいるのは、お寺の関係者たち。

ココナッツを削ってプラサーダを準備しているところココナッツを削ってプラサーダを準備しているところ

メインテンプルのパラシニカダヴでは、お寺の息子さんのコネで本堂の内部を撮影させていただいたのですが、このお寺では、当たり前のように「何でも撮影していい」と言われて、気軽な感じがすごくうれしかったです。

お化粧を施していきます。

儀式の開始に近づくと、BGMが生演奏に変わりました。

頭に飾りを乗せて準備完了頭に飾りを乗せて準備完了。

この日のプージャでは、相方のティルアッパンや生きた犬はいませんでした。
みんな揃っている方が珍しいのかもしれません。

「ここがいいよ」と用意してもらった場所で、目の前でプージャを満喫。

うわー近いっ。

わたしの番がきました

どんどん盛り上がります

どんどん盛り上がります

外国人でムタパンが好きなのがとても不思議だったようで、みなさんが歓迎してくれました。
終わった後は、みなさんと一緒に昼食のミールス定食をご馳走になりました。
ムタパンはベジ菜食ではないので、お魚のカレー!
神さま=ベジではない、お寺=ベジではない、そういうところも好きなポイントなのです。

お寺でお魚

ムタパンテンプル定番の干し魚

ケララ北部カーナンガードの路上で出会ったムタパン

道を埋め尽くすように人が集まっています。

賑やかだと思ったらムタパン賑やかだと思ったらムタパン

もう少し北のカーナンガードKanhangadという町を歩いていたときも、ムタパンに会いました。
お寺ではなく、道ばたのテントの下。
道ばたに人がたくさん。みなさん生き神様が踊るテイヤム Theyyamが大好きです。

わたしがはじめてカヌール訪れたときは、ムタパンを知りませんでした。
時折見かけるムタパンの見た目に釘付けでした。
カヌールにある数軒のプージャショップ(puja shop – 儀式などに使う用品が売っているお店)で、ステッカーなどをたくさんお土産用に買いました。
後で見直してみると、買っていたのはほとんどムタパンだったのです。
1年半後、同じプージャショップを訪れてみると、ムタパン製品の在庫は、ほぼ0!わたしが買った状態のままでした。

現地カヌールの人がマッサージや治療に来たとき、カラリパヤットゥの武術を習う時、衣類を脱ぐとその下にムタパンのお守りが身につけられていたり、携帯の待ち受け画像だったりします。
地元の方々との関わりが増えるにつれ、本当に多くの人々がムタパンを身につけていることがわかりました。とっても愛されています。

インド号の最新情報

インド旅本 第二弾!「INDIA is #2 "positioning"」販売中ストアで見る≫
+