まとめ:チベット仏教のお供えもの

お供えものは、地域によっても、お寺やお家によってもさまざま。お供えものをみていると、その場所に暮らす人たちの生活が覗けるようですごく楽しいのです。

お賽銭(お金)

お金

これが一番気軽な、誰でもできるお供えものではないかと思います。
上の写真のようにそのまま置く場合もあれば、募金箱のような箱にいれることもあります。

わたしもお参りにいくときは、いつも小銭を用意するようにしていました。もちろん金額に決まりはありません。写真ではほとんど10ルピーがお供えされています。お賽銭用の財布をもっていると便利ですよ。

お花

花

花

花ブッダガヤのお寺の前には、お花屋さんがいっぱい並んでいます

花

花涅槃仏にもお花をお供え

花わたしも買いました

花いろんな種類のお花があります

花天井に十字にかけられているのも、お花だそうです

トルマ

ブッダガヤのトルマお寺にある鮮やかな置物。すべてバターで作られた「トルマ」です

ブッダガヤのトルマバターをこねて作ったとは思えない、精巧なつくりです

小さなトルマ小さいシンプルなトルマ。いろんなかたちがあります

細かい!

ブータンの家にある巨大トルマ大きいものは法要のときに作られます

仏さまの世界が表現されています

よくみると、ちょっとこわい姿も…!

カタ

ラダックの仏像ラダックの大きな仏像

カタ(カター)は、真っ白なスカーフ。人に対して敬意を表すときにこれを肩にかける習慣がありますが、仏さまにも同様。お参りのときにカタを仏さまに掛けて「心」を捧げてご挨拶するのです。

仏像の足下にカタ足下にはたくさんのカタが!

カタをお供えする女性仏さまにカタをお供えする女性

ブッダガヤのタルチョにかけられたカタブッダガヤにはタルチョのようにカタが掛けられていました

スーパーに売られているカタこんな風にスーパーに売っています

バターランプ

バターランプ

ジャンベラカンのランプの部屋

バターランプは、とても大切なお供えものです。

明かりを仏さまへ灯すということだけでなく、先が見えない真っ暗なときにも「道を照らしてください」という願いが込められています。

酪農が盛んなブータンでは、すべてバターで作りますが、ラダックのような標高が高く牛がそこまでたくさんいない場所ではふつうの油を使っていました。冬のラダックは驚くほど寒いので、油も白濁していました。

生活の中でろうそくを使うのはあまり見かけませんが、仏跡などにお参りにいくと外国の人たちがもってきたのか、ロウソクも見かけました。

これから使うバターランプ新しいバターランプ。キレイな色!

出来たてのキレイなバターランプ

使い終わったバターランプ使いおわったバターランプ。こんな器が多くなったら、洗って作りなおします

バターを溶かす機械お寺でみつけたバターを溶かすための機械

バターランプをつくる準備中お家では、やかんでバターを溶かします。器も温めてピカピカに。

お家のバターランプ毎朝、仏壇に光を灯します

バターランプを洗ったあと、キレイに拭いていきます器のかたちもいろいろ

バターランプをキレイにする人たち使いおわったバターランプをお掃除しています

バターランプラダックではバターではなくオイルが一般的でした

バターランプゴミ箱にもオイルのボトルがいっぱい

バターランプランプをお供えする部屋にはストックも

クシーナガラ ろうそくクシーナガラのお堂の前には、ロウソクがお供えされていました

お水

お水

お供えのお水毎朝、お水を7つお供えします。わたしの日課でした

お水の入れ物夕方には、またこの状態に戻します

タクツァン僧院のご近所さん

白いお水

お寺の参道にあるおうちで、家の前に出していたバケツに入った白い水。なんで白いのかは忘れてしまったのですが、この日は国王がお寺をお参りされるので、用意したそうです。

食べもの

お供えもの仏さまの前は、お供えものでいっぱい!果物もお菓子もあります

揚げたお菓子お供えのお菓子は、揚げたものが多いです

クルミラダックではクルミをお供え

お供えのお菓子、ツォブータンで仏さまにお供えする用のお菓子、ツォ。

売っているツォツォは、商店に売っています。

ツォをつくるわたしが滞在していたおうちでは、ツォは手作りしていました

お供えものをつくるお母さんニコニコしながらお供えものをつくるお母さん

都市部では少なくなっていますが、田舎の生活ではお供えものを作るのはあたりまえ。お寺のことは全部お坊さんがやるわけではなく、地域の人たちと一緒に仏さまへの祈りを捧げているのです。

お供えものの食べ物パリパリに乾かしたこれも、お供えします

モモをお供えモモを作った日には、仏さまにもモモを食べていただきます

お供えのごはん今日のごはんをお供え

聖水お供えしたら、聖水をかけてお清めします

お坊さんに牛乳をお届け2日に1回、瞑想しているお坊さんに絞りたての牛乳を届けます。

聖水聖水の入ったポット。お寺でお供えをすると、この水をいただきます。
一口飲んで頭に塗ったりします。

お香

ブッダガヤ ブータン寺の香炉ブッダガヤにあるブータン寺の香炉

チェレラの香炉仏塔のようなかたちをしています

左のすすけた塔は、香炉です。屋外にあって、お香は松の木。松はブータンでもあちこちに生えていて、それを生のまま燃やします。ブータンのおうちでも香炉に松の木を捧げるのが毎朝の日課です。生なので、火を付けるのが大変。

峠など外でお坊さんに法要をしてもらうときには、法要中ずっと燃やし続けられるように、大量の松を車に乗せてきます。1~2時間ではなく、半日くらい続くので、右の写真のような車が何台もやってきました。

松の木をお供え松の木がギューギューに入っています

お香をたくさんのせた車車の上にいっぱい松の木をのせています

特大の香炉こんな大きな香炉もあります

自然の神さまへのお香

香炉

お線香をまったく使わないのかというと、そうではなくて、車を運転するドライバーさんたちは毎朝お線香を焚いていました。(写真下)

グルリンポチェのマントラ(真言)をかけながら、お線香の煙を車の中に充満させつつ、車の外にも煙がかかるようにお祈り。

人それぞれ浄化の仕方はちがうようですが、そんな風にして「安全」を祈願しているのです。

お線香お線香とマントラの音で毎朝、車を浄化します

お経

お経チベットのことばで書かれたお経。横長のものが多いです

毎朝のお経ラダックのお父さんは毎朝お経を唱えます。これは簡易的な本のかたち。

お坊さんについての説明の本

お経とお坊さんについての説明の本

お寺について書かれているお経

おうちのお経ブータンのおうちにあったお経。すごく古そう!

お寺に伝わるお経これが中身。分厚いお経は、一枚一枚バラバラになっています

お坊さんのお経お坊さんが読んでいたお経をのぞき見。

音楽を奏でるお坊さん数年に一度、お家を浄化する儀式では、お坊さんが音楽を奏でてお経をあげます

グルリンポチェのマントラグルリンポチェのマントラ。お参りしたりマニ車をまわすときにも、これを唱えます

ホラ貝空気を浄化するための、ホラ貝

仏壇

おうちの仏壇おうちの仏壇には、たくさんのお供えものが置かれています

仏壇家によって仏壇の雰囲気は全然ちがう!このおうちはかなり豪華。

杉の実杉の実。108個あって、五体投地の回数を数えます。

お寺、塗り直し中これはお寺の装飾を塗り直しているところ。いつもキレイにしておきます。

ブッダへの贈り物

サールナートのアショーカピラーブッダを強く深く敬愛したアショーカ王は、ブッダがいた場所をまわって
3本の柱を建てました。今は土台部分しか残っていませんが、
この上には獅子が3匹のっていて、インドの紙幣にも描かれています。

ルンビニのアショーカピラーこれもアショーカ王の柱

ブッダへの願いごとを書く少年仏跡のタルチョに願いごとを書く人も!

ブッダへの願い事誕生日にPSPが欲しいって?!

仏具屋さん

仏具屋さんの中お供えものやマニ車、仏像などところ狭しと並んでいます

仏具屋さんの中

お家の端っこにかける飾り仏壇やお部屋の端にかける飾り

棚の上にも仏具がいっぱい

仏具屋さんに並ぶお経

売られているお経

仏具屋さん

マーケットの中にある仏具屋さん

仏像にかける布仏像にかける布。
仏さまによって布の色がちがいます

仏教が生活に入っている場所では、普通の商店やマーケット、スーパーでも、簡単な仏具やお供えもののお菓子なども売られています。気軽に、何につかうの?と聞いてみると、意外な使い方が知れて、楽しいですよ。

インド号の最新情報

インド旅本 第二弾!「INDIA is #2 "positioning"」販売中ストアで見る≫
+