インドの大地に緑を広げた杉山龍丸さん

TV東京のありえへん∞世界で、インドで”緑の父”と呼ばれていた日本人の杉山龍丸さんについて話をしていました。

長い長い人の列に迎えられています長い長い人の列に迎えられています

グリーンファーザーグリーンファーザー

 

大正時代に広大な4万6千坪の農園をもつ福岡の名家に生まれ、お父さまから「この農園をアジアのために使え」と言われていたそうですが、当時の龍丸さんにとっては、アジアとは聞いたこともない場所。

荒れ果てた大地荒れ果てた大地

大人になり、お父様やお祖父様(なんと田村の曾々祖父と知り合いのようでした!)が亡くなった後、インド人青年の面倒をみることになりました。その彼の必死で働く姿と故郷インドの飢えを救いたいという想いに打たれ、インドへ飛びました。
広がる荒れ果てた大地。

 

ヒマラヤの水源を予想し、山脈と平行する国際道路という道へ、大地の水を吸い上げるチカラの強いユーカリを植林することをはじめました。
はじめた当初は地元の協力も得られず、大変苦労されたそうですが、徐々に人々も手伝うようになり、「よっこいしょ。どっこいしょ。」とみんなで日本語で声をかけながら耕していきます。

そして!現在では470kmの道に16mものユーカリの木が立ち並び、周りの大地には緑が広がったのです。

緑が続く道緑が続く道

道の横にも見渡す限り広がる緑道の横にも見渡す限り広がる緑

「不可能だと思わなければ全て可能」

シュワリックレンジシュワリックレンジ

「不可能だと思わなければ全て可能だ。」その言葉を繰り返し、何度も困難に遭いながらも、龍丸さんは進みます。
そして今度は州政府からヒマラヤの裾野3000kmにもおよぶ広大なシュワリックレンジという土地を救って欲しいとお願いされるのです。
崖崩れが頻繁に起こる場所で、簡単に植林などできません。

 

不毛の地不毛の地

荒れ果てた丘荒れ果てた丘

ある時、そんな乾いた大地にも根を張るサダバールという植物見つけ、まずそれを植えて大地を変え、その後植林へと進むことにしたのです。

途中大干ばつにより州政府からの援助が止まってしまいました。
すると龍丸さんは福岡の農園をすべて売り払いました。現在の価値で100億円もの金額、それをすべてインドをよくしたいという想いに使うことにしたのです。
志半ばで亡くなった後も、現地の人が続けました。

そして今のシュワリックレンジの姿。
想像を超える変化に、緑化という言葉ではとても足りず、まさに大地を生き返らせた・息吹をもたらせたのです。

段々畑や家が見えます段々畑や家が

見える限りの山が緑に見える限りの山が緑に!

農園をすべて売り払い、インドにチカラを尽くした龍丸さんのご子息は、インドの世話ばかりだと思っていたそうですが、龍丸さんの死後インドへ行き目の前に広がる緑を前に地元の人から「杉山農園の龍丸さんの活動から、今では農作物の収穫量が3倍になったそうです。

市場に並ぶ果物市場に並ぶ果物

龍丸さんの活動から、今では農作物の収穫量が3倍になったそうです。
インドでアーユルヴェーダ病院の院長先生に、オーガニックショップに連れて行ってもらいました。そこで、現地のわら半紙のような印刷の数冊の本を「日本人だよ」と見せてもらったのですが、名前を聞いてもわかりませんでした。今思うと龍丸さんだったのかもしれません。

一人のチカラや想いから、ここまで変わることができたのです。
人のチカラも、自然のチカラも本当に本当にすごいです。
わたしたち一人一人も、信じてできることがたくさんありますね。

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