インドの結婚式:イスラム教とヒンドゥー教

ケララ州イスラム教徒の結婚式

みんなの手で美しく飾られる新婦さん 飾り付けをして、来客を待っています

みんなの手で美しく飾られる新婦さん(左)飾り付けをして、来客を待っています(右)

最初に招待してもらった結婚式は、ムスリム(イスラム教徒)の結婚式。
新婦さんの自宅に行きました。
家が飾り付けられていて、外のスペースには机や椅子がたくさん並べられていて、大勢の人が集まってきます。

どうぞどうぞと、家の中へ促され部屋を案内していただき、飲みものやお菓子をいただきます。

新婦さん達のみごとなメヘンディ

新婦さんのメヘンディ(ヘナアート)を施したという、大柄で落ち着いた13歳の学生さんに、わたしたちもメヘンディをやってもらいました。
独学なんですって!すごいですよね。
ペーストで描かれた絵を、そのまま濡らさないように1日ほど置いておくと、パリパリになって取れてるのです。
その後は、もう手洗いをしても絵は消えないのです。1週間くらいかけて消えていきます。

ある部屋では、大勢の女性が新婦を囲んで、歌を歌っています。
家族や親戚だけでなく、ご近所の人もたくさん来ています。
そのため、あの人はだれ?と聞いても、知らないと言われることが多いのです。とても不思議。

今日も華やか!

何百人も集まって、準備ができたら、外の席でお祝いのご飯ビリヤーニをいただきます。
甘く牛乳を煮たデザート、パヤッサムも欠かせません。

新婦さんは、金のアクセサリーやお花で着飾っていて、代わる代わる人がやってきては、金を渡します。
重い衣装を身につけての長丁場はとても疲れそう。
彼女は、身分の違う彼と恋に落ち、一ヶ月の断食をもって親から結婚の許しを得たのだそう。
身分の違いとか、恋愛結婚がとても難しいこととか、今の日本とは違いますよね。

 

しばらくすると、新郎が友人やカメラ隊を引き連れて賑やかに登場。
翌日は、新婦側がぞろぞろと新郎のお宅へ向かいます。
お家では屋外に舞台を作り、ジーンズの若者たちによるバンドの演奏などが行われていました。

ケララ州ヒンドゥー教の結婚式前夜祭

幸せそう♪おめでとうございます。

ヨガの先生が、結婚することになりました。

結婚式の当日は、カラリパヤットゥのマッサージの修行がはじまる日だったので、前日アーユルヴェーダ病院のセラピストや先生たちとお祝いに伺いました。
前夜祭と言っても、家も飾り付けられているし、たくさんの人がお祝いに来ていて、まるで結婚式のよう。

先生幸せそう♪おめでとうございます。

早速着てみよう! 左から、ヨガ先生、インド号ゆみ、アーユルヴェーダ先生ご夫妻

ヨガの先生とアーユルヴェーダの院長先生ご夫妻とインド号の田村

院長先生がプレゼントした衣装に着替えた先生。先生のお部屋拝見。
これまで先生のご家族に会ったことはなかったので、そっくりなご兄弟との出会いも新鮮です。

ヨガ先生のビュアベジごはん

先生はピュアベジと呼ばれる完全菜食の方なので、お祝いのご飯ビリヤーニには豆から作ったお肉が入っていました。
ベジ=ヘルシーというイメージがあると思いますが、一緒に行ったお肉をたくさん食べるイスラム教徒のアーユルヴェーダセラピストは「ピュアベジは油っこい」と言っていたのが印象的でした。
お肉などから摂らない分、油を多く入れるのでしょうね。

結婚相手について

お客さまをカメラマンが待ち受けますお客さまを待ち受けるカメラマン。

恋愛結婚よりも、親が結婚相手を探すのが一般的。
ある親御さんが言っていました。

「親が探してきた相手ならば、何かあったときに親の責任になる。親が結婚して欲しいと思う人だから援助してもらえる。でも、恋愛結婚をただ押し通してしまうと、親から全く援助が受けられず、親と同居することが多い中で、若いふたりは厳しい生活と直面することになる。」

イスラム教徒の場合、他の宗教と比べ新婦の年齢がぐっと若いことが多いのだそうです。
インドでは、新婦の方が若いのが一般的。結構な年の差が開いていることも普通です。
イスラム教徒はもともと若くして結婚することが当たり前だったそうで、政府が定めた婚姻年齢には従っていないことも多いようです。
娘の結婚準備のため、金(ゴールド)を貯める。充分な金を用意できないと、いい結婚をさせてあげられないのだそうです。
50歳の方の、おばあさんは74歳でした。昔はもっと若く結婚することも多かったそうです。大家族です。

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