きちんと生活をしよう4:食べものが自分をつくります

わたしたちの体は、毎日食べているものでできています。

今日、何を食べましたか?昨日、何を食べましたか?
一回一回の食事が、あなたの素材。
不調を整えるように食べることも、元気を壊すように食べることもできます。

適量食べて調子がいいのはわかっていても、たくさん食べて体が重くなってだるくやる気が無くなったり、もっと食べたくなったり。
痩せたいからと、お腹が空いているにもかかわらず、ほんの少ししか口にしなかったり。

いいようにも悪いようにも、わたしたちが自分でコントロールできる生きるための作業です。

食べるものを選ぶとき、何を基準にしていますか?
食べたいから?おいしそうだから?好きだから?

どれも正しいです。ただし、心のバランスが整っているときのはなし。
そんなときは、旬のものがイキイキしていることや、今自分に足りないと感じるものだからとか、食べたい!おいしそう!と、直感でなんだか必要な気がするものです。

でも、生活が乱れていたり忙しかったりで、心のバランスが整っていないときは、自然の直感よりも欲求が勝ってしまうことが多々あります。
ずっとジャンクフードを食べていたら、どうしてもそれを食べたいと心が囚われてしまったり、超健康食しか受け入れないと決めている人が、その人なりの不健康食を求める気持ちになっても、食べたくないという理性が勝ったりするのです。

自分が何を食べたらいいかわからないとき、こうして選ぼう

    反対の性質のものを選ぼう
    どんな風に感じていますか?たとえば…

  • 寒いときは、温かいもの
  • 乾燥しているときは、スープなどの汁気が多いもの
  • 暑いときは、常温程度のものや、体を冷やす作用のある瓜類など
    自然か不自然か?
    自然な方を選びましょう。どちらが自然ですか?たとえば…

  • 人の手で作ったもの・機械が作ったもの
  • 家の台所にあるような食べ物で作ったもの・実験室のようなところで作った食べ物でないものから作ったもの
  • 普通の色のもの・驚くような色のもの
  • 昔から食べられてきたもの・最近開発されたもの
  • お日さまの光を浴びて育ったもの・電気の明るさを浴びて育ったものなど

食べ物を知り、料理をする

主婦だけのおはなしではありません。
一人一人が、自分が食べているものが、どのようにしてできたか知るのはとてもいいことです。
すごく手間や愛情をこめて作られたことや、不自然なものがどんな風に作られているのか、おいしそうに見せるためにお金をかけているけれど作る手間は極力省かれていることもあります。

見た目ではないのです。

自分が作ることで、ぐっと安心も増えます。
売られているものに「○○が使われているのではないか?!」と気になる方でも、自分が作ればお子さんや家族にも安心です。

手を抜きたければ、いくらでも抜けてしまう時代。手軽に、何時でもどこでも、安く買える。
同じ名前の商品で、内容が全く違うものがたくさんあります。
子どもにとっても、手に届く誘惑がいっぱい!でも、小さなころに作られた基礎は、将来すごく役に立つのです。
大人にとっては、小さなころに「いやだなぁ」と思いつつ食べされられた体にいいものだったり、親や大人が作ってくれたもののお陰で風邪をひきづらくなっていたり、それを通して愛情や自然を取り込んできたのです。

たくさん手間や愛情をかけて作ってあげましょうね。

できること、いっぱいあります

体や頭を使って、わたしたちができることは、いっぱいあります。
手間をかけて料理をすることは、体や頭や運動にもなります。
時間や使える力があったら、どんどん使いましょう。

インドでは、たくさん力を使っていました。
停電は日常の一コマなので、電化製品を使わずにやる方法を知っています。
以前はもっともっと頻繁に停電が起きていたり、電化製品が一般的でなかったり効果だったりで、手でやることや、当たり前のように不便なことがたくさんあるのです。
朝から粉を練って平焼きパンを焼いたり、切り身ではもちろん売っていないお魚を捌いたり、斧を使わないと割れないジャックフルーツを家族総出で解体して調理したり、使い切れる量の材料を買ってきて調理したり、ストライキで予定していたものが買えないというのは、珍しいことではありません。

手間がかかる分、お母さんは台所で過ごすことが多くなります。
女の子は手伝いにかり出されるので、料理を覚えていきます。

突然、何もかもを自分でやろうと頑張りすぎる必要はありません。
少しずつ少しずつ、やってみたいと思っていたことをやってみたり、やれることを増やしていきませんか?

インド号の二人は、ここ数年で、できることがたくさんたくさん増えました。
朝市で漁師さんやお魚好きの地元の方に勧められたおいしそうなお魚を大量に買ってきて、二人でひたすら捌いて料理をしたり、干物などの保存食を作ったりもします。
いくみの作るベーコンは絶品です。
ゆみは佃煮やジャムを作るのが好きです。
パンもお菓子も、買いもするけど作るのも好きです。
野菜を作ったりもします。
どんな風に育つかも見られるし、旬になると一気に収穫祭になるので、同じ素材からいろんな料理を作るのも楽しいです。

これは自分でやる方がおいしいけど、これはあまり得意ではないからおまかせしようと、いろいろやってみたことで選択肢が増えました。
丁寧に作られているものは、こんなに手間をかけて苦労して作られているのだから、安すぎるのは逆におかしいとも思うようになりました。
本当に自然なものを手に入れるのは結構難しいので、貫いて作ってくれている人々への感謝も増えました。

わたしたちが、楽しんでできることがたくさん増えました。これからもどんどん増やしていきたいです。

誰でもいつからでも始められます。

数字や言葉にとらわれない

レモン100個分のビタミンC。そんなに必要?
しかも、レモン100個分という数値であって、自然のレモン100個ではないのです。

良さそうに聞こえる言葉や、すごそうに見せる数字。
商品は、自分の方がすごいよ。魅力的でしょ!?こっちを買った方がお得だよ。とあらゆる方法でアピールしてきます。

わたしたちは、他の動物たちと同じように生きものです。
本来、自然界のもので生きていけるようにできています。

一日に何キロカロリー摂取しなくてはいけないからと、お腹が空いていないのにご飯を食べたりしては、体の調子が悪くなるのが当たり前です。
子どもが調子悪いときに「食べたくない」これは普通のこと。
犬も調子が悪いときに「食べない」のは当たり前。

頭のいい大人たちは、知識で感覚を麻痺させてしまうことができてしまうのです。
子どもや動物を見習って、お腹が空いたらおいしく食べましょう。

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