ブッダの基礎知識1:ブッダとは?

ブッダは、今から2500年くらい前に生きていた人です。
ブッダというのは「悟りをひらいた者」という意味で、本名はゴータマ・シッダールタといいます。

日本では「お釈迦さま」という呼び名で親しまれていますが、それはブッダがシャカ族という一族の王子さまだったことが由来となっています。

わたしたちがブッダのことを知るときに、とっても大切なことは「ただひとりの人間だった」ということです。
ブッダやお釈迦さまというと「すごい人だ」「わたしたちとはちがう、特別な人だ」なんて思ってしまいそうになりますが、ひとつの命を生きていたという意味ではわたしたちとブッダは何も変わりません。ブッダは、一生懸命自分の命を生きた人なのです。

ブッダって、何をした人?

ブッダは、「生きているすべての人が、しあわせになれる方法」をみつけた人です。生きているすべての人というのは、もちろんわたしたちも含まれます。人それぞれしあわせの価値観がちがう中で、みんながしあわせになれる方法にブッダが気づいたのは、35歳のときでした。インドのブッダガヤという場所でのことです。

それから80歳で亡くなるまで、旅をしながら「しあわせのヒント」をたくさんの人に伝え続けました。今でも北インドにはブッダがお説法をした場所が残っています。

ブッダの人生については、ブッダがいた場所をご覧くださいね。
ブッダがいた場所

ブッダの教えって何?

ブッダの教えは、とてもシンプルです。

それは「ただ、生きること」。
あれこれ考えずに、ただただその命を生きることなのです。

「ただ生きる」といっても、大切なふたつのことがあります。「自分」と「」です。

わたしたちは、ひとりひとつの命を持っていて、その命しか生きることができません。どんなに大切な人でも命を交換することはできないし、誰かに憧れてもその人になることはできないのです。

ひとりひとり、その人にしか生きられない命を、ちゃんと目を反らさずにしっかりと生きましょうということ。そして、生きているこの一瞬を大切に生きましょう。というのが、ブッダが生涯をかけて伝えたことです。

もっと具体的に知りたい方は、インドで気づいた大切なことをお読みくださいね。

ブッダ≠仏教の人

「ブッダ=仏教をつくった人」というイメージを持っている人は多いですよね。ブッダは仏教でとても大切にされている存在ではありますが、実はブッダは仏教をつくっていません

それどころか、「自分を神さまみたいに大切にすることは絶対にダメ!」と言っていました。それに、「仏像もつくっちゃダメ」「わたしを崇めてはいけません」とも。ブッダはみんなと変わらない、ひとりの人間だったからです。

ブッダは、「たったひとりしかいない自分を生きなさい」と繰り返し伝えていました。ブッダを「神さまのように崇めてはいけない」と言ったのは、人々の心に依存の気持ちが生まれてしまうからなのです。自分をしっかり生きることから目を反らして「ブッダさま、お願いします」と祈るばかりでは、しあわせにはなれません。大切なのは自分を生きること。きちんと生活をすることなのです。

「ブッダのために」とお供えものを持ってくる人や、人を集めようとする人たちは、ブッダの教えとは逆のことになってしまうのです。

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